ランドセルの選び方
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よくある後悔した失敗
ランドセルって種類やメーカーがいっぱいあってえらべない!
ランドセルは大林鞄製作所を含めて国内に数十もあり、ブランドもいっぱいあります。デパートやネット販売など、いろんなメーカーを見ているうちに、なにがいいのかわからなくなってしまった…そんな経験をされる方が大勢います。
はじめてランドセルをえらぶという方はまず、デパートや大手ブランドの商品をざっと眺めたり、手に取ってみたりしましょう。
最新のランドセルのサイズ、重さ、機能性などをチェックすることからはじめて、今の流行がどういうものか知ることが大事です。
「デパートで売っているから」「有名なブランドだから」で選ぶのは簡単ですが、6年間一緒にすごす大事なランドセルだから、しっかりえらんで後悔したくありませんよね。
子どもの好みでえらんでも大丈夫?
個性を尊重して子どもの好きなランドセルを買ってあげたい…そんなご要望もいっぱいあります。10歳頃になれば好みもわかれて自分の意見をしっかり主張するお子さんも多くいらっしゃいます。
でも、小学校入学時では色やキャラクターで「これがいい!」と主張しても、大きくなって好みが変わってしまったらどうしよう…そんな不安もあると思います。それに、ご両親は機能性、使いやすさを重視したいのに色でえらんだりしていいのかな?という疑問も。
色が最初に悩むポイント。小さな頃はピンクやラベンダーなどきれいでキラキラしたかわいいランドセルが好きでも、高学年になると落ち着いたカラーや無難なカラーが良かったかも…と思うかもしれません。ご両親が好きなトーンとお子さんの好みが違って困った…など。
実際に6年間使うのはお子さんなので、やっぱり気に入ったランドセルを使うのが一番良いようです。毎日使ううちにそれほどこだわりを感じなくなるようで、好みが変わったとしても「この色は嫌!」ということはあまりありません。
ただし、デザイン(機能性)はしっかりとチェックしましょう。キャラクターや装飾は、お子さんの関心を引きつけやすいポイントですが、機能性に関係ない部分は後になって不要だった…と思いやすいものです。
凝ったデザインより機能性を具現化したデザインをえらぶのがポイント。
気がついたら人気のランドセルが完売!
ランドセルは学習机と同じく入学直前までにえらべば良いだろうと思っていたら、どこでも人気のランドセルが完売でえらべない!そんなことがよくあります。
年によって違いますが、だいたい、3月頃に予約がはじまってゴールデンウィーク頃がピーク、6月頃には人気のモデルが売り切れになることが多いようです。
どんなに人気のモデルでも年間で生産する本数は決まっていますし、最近はひとつのモデルでも多くの色を用意するため、ひとつの色の生産数が減少する傾向もあります。その年の人気カラーがいっきに売り切れになったりするのはこのため。人気だから増産することもありません。
オーダーランドセルは受注生産で人気のモデルが届くまでどれくらいかかるか予想ができません。SNSやネットがない時代なら、口コミで話題になってもそれほど受注予想から外れることはなかったのですが、最近はSNSで情報の拡散が早いためにメーカーでも予想ができないのが現状です。
そういった情報もSNSで共有されることが多いので、ますますランドセル購入のスタートが早くなる傾向になっています。後になって後悔しても入学は待ってくれませんから、早めにランドセル購入準備をスタートさせることをおすすめします。
チェックするポイントは?
以下のポイントをチェックすると、大きな失敗をなくせます。お子さんと一緒に必ずチェックしましょう。
素材
ランドセルの素材は大きく分けて3つあります。
性能 | 人工皮革 | 牛革 | コードバン |
---|---|---|---|
価格 | 低~高 | 中~高 | 高 |
高級感 | ○ | ○ | ◎ |
耐久性 | ○ | ◎ | ◎ |
耐水性 | ○ | ○ | ○ |
質感 | △ | ◎ | ◎ |
人工皮革は一番ポピュラーな素材で、扱いやすくカラーの展開がしやすいため一般的で人気があります。価格も安いものから高いものまで幅が広くバリエーションが豊富です。
牛革やコードバンなどの天然素材はやはり質感がよく耐久性が高いので型崩れしにくく高級感がありますが、どうしても重くなるのが欠点です。
色・デザイン
色は好みだけですので、お子さんが気に入った色をえらべば大丈夫。デザインは機能性(使いやすさ)との兼ね合いもありますので、ご両親がチェックしてください。
大きさ(サイズ)
大きさにはおおまかに3つのタイプがあります。
- A4教科書対応サイズ
- A4クリアファイル対応サイズ
- A4フラットファイル対応サイズ
大林鞄製作所のおすすめランドセルを含めて現在はほぼA4フラットファイル対応サイズになっています。
最近は高学年になって副教材が増えることから大容量を重視することもあります。背負った時の重さ、バランスがあるのでお子さんの体力や通学距離などを考慮して適切なサイズをえらびましょう。
耐久性
6年間使い続けるランドセルは耐久性がとても重要。
特に男の子はわんぱくになりがちなので、ランドセルも丈夫さを重視してえらぶことをおすすめします。逆に女の子には重さとの兼ね合いで耐久性を判断しましょう。
大林鞄製作所製品には6年間の保証がついていますし耐久性には自信があります。
機能性(背負いやすさ、安全対策)
ランドセルは教材を収納する機能と、背負って運ぶ機能が重要。
背負いやすさ
背負いやすさを決める要素は肩ベルトと背中裏の構造が重要です。
安全対策
反射材や防犯ブザー取り付け金具の配置や使いやすさをチェックします。
夜、ヘッドライトに反射してお子さんを危険から守る反射材は、交通事故の危険を減らすために重要な機能です。おすすめは360度どこからでも反射材が光るもの。大林鞄製作所おすすめのスタンダードランドセルは反射材/反射鋲で360度反射します。
修理・保証
価格
ランドセルの価格は年々、高くなる傾向があります。現在、2021年度の平均購入価格は55,339円となっています(日本ランドセル協会調べ)。また、2021年度4月入学時の購入で最も売れていたのは65,000円以上の価格帯でした。こちらも年々高くなっています。
大林鞄製作所のおすすめランドセルは、素材により4万円台からオーダーランドセルの7万円以上という価格帯になります。